2/1(日)朝5時三洋電機正門駐車場を25名全員揃い定刻出発。日の出までに大分時間がある。真っ暗で冷え込みが厳しい。南岸低気圧が金曜日に通過し降雪が心配された。幸い薄っすら雪化粧、午後から雨となり溶けてしまった。予報では北海道沖で低気圧が発達し、冬型の気圧配置が強まり西風が強く吹きしばらく続くとのこと、晴天は保障され安堵した。
 館林ICで東北道に乗り首都高川口PAで休憩、アクアライン、館山道と乗り継ぎ君津PAで2回目の休憩、鋸南保田ICで下りた。登山口は県道34号線(長狭街道)を鴨川方面に3㎞ほどの所、トンガリ屋根の小保田バス停に8時到着。少し先に広い空き地があったのでバスを止め登山支度をした。Yさんの指導のもとストレッチで身体をほぐし8時15分スタート。バス停に何人か登山者がいたので挨拶をして先に進んだ。「車に乗ってどこの山へ?」。
 車1台がやっと通れる道を歩く。まず橋を渡り変形十字路一番左の道を歩く、沢沿いに歩いて20分ほどで下貫沢登山口に着いた。簡易トイレと5~6台止められる臨時駐車場だった。
 ここから登山が始まる。畑の周りには電気柵がありスイセンが植わっていた。スイセンの群落を眺め写真を撮りながら歩く。西洋スイセンに比べ日本スイセンは小さい、良く見ると可憐でかわいい。下貫沢の丸太橋を渡る。注意書きがあり一人ずつ渡る。見るからに危なそうだ。一歩一歩バランスをとり慎重に渡る。無事全員が渡りきった。分岐を右折すると急登がしばらく続いた。やせた稜線に出ると、北から吹き上げる風が強く冷たい手袋をしている手がかじかむ。南側斜面にスイセンが見られる。スイセンピークを寒風に耐えながら歩き鞍部で休憩9時35分。
 ひと登りで嵯峨山ピーク9時45分到着した。樹間からの眺望で良くない。北西に横浜のランドマークがかすかに見える。風が強く記念写真を撮り5分ほどで早々に出発。少し歩くと石祠があった。土地の人の信仰の山だとわかる。山頂の尾根を北に進む、途中西に富士の雄姿が見えた。200mほど進むと丸太で通せん坊をされていた。「偵察では間違って真っ直ぐ進み30分程ロスした」。私は目印に2~3本丸太を置いた。今回誰が見てもわかる様になっていた。そこを右折し下っていくと墓があり、石塔が今にも倒れそうだ。次に1軒の人家が現れた。その脇を通り崩れかかった階段を下ると林道に出た釜の台部落だ。見下ろすと2~3軒家が点在していた。10時10分風のない所でまだ早いが昼食を取った。
 陽だまりのスイセン、道端の夏ミカン?なぜか印象的だ。20分程休憩林道を先に進む、10時40分林道の左に階段が現れた。林道と別れ階段を登ると道標に7曲り坂とある。ここを越へ分岐に出た10時50分。ここで1周。ここから来た道を戻るだけ風も収まりスイセンを見ながら下る11時15分登山口に到着。あと20分ほどでバス停に到着、途中時間を見計らいバスを呼んだ。バス停に11時35分到着、隣の公民館で帰り支度をしながらバスを待った。次の目的地「ばんやの湯」に12時5分到着。まだ時間があるので2時まで自由行動とした。
 「保田漁協直営食堂ばんや」は、活きの良い魚がお得な価格で食べられると評判になり今大人気、休日は大変混み合っていると新聞に載っていた。「風呂上がりの1杯」を楽しみに食堂に行くと1時間待ち、本館、新館も行列で同じと知りがっかり、諦め次の場所へ全員揃うのを待ち移動。東京湾フェリー、ザ.フィシュに寄る。ここも混んでいたが何とか食事を済ませ14時30分出発。「海ほたる」に近づくと渋滞の表示、迷ったがバスは大丈夫だった。30分程休憩をとりトイレと食事を済せ15時30分帰路に着く。浮島JCTから首都高,東北道と乗り継ぎ途中クロワッサンで有名な羽生SAで休憩、館林ICで下る。17時45分三洋電機正門駐車場に無事到着予定より大分早く着くことができた。

集合写真と富士山は、「クリック」で拡大します。

小保田バス停 空地でストレッチ
道端の水仙 登山口の道標
登山口近くの水仙 丸太橋
丸太橋 切通し
分岐 分岐
急登 スイセンピーク
山頂の花2輪 山頂でハイポーズ
集合写真嵯峨山頂 山頂の石祠
山頂稜線より 山頂稜線より
傾いた墓 陽だまりに咲くスイセン
陽だまりで昼食 夏みかん?
黄色の水仙 小保田バス停

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92回H26.2.1.(日) ハイライト嵯峨山