10/19(日)朝5時三洋電機正門駐車場を25名全員揃い定刻10分前に出発。日の出にはまだだいぶ時間がある、真っ暗にも係わらず集りが早い。バスが4時30分に来たがその前に半数以上の人が集まっていた。お蔭で定刻前に出発することができた。「それにしてもみんな早い!」
 天気予報では快晴、高気圧が張り出し安定した天気が暫らく続くとのこと。バスは東松山ICより高速に乗り狭山PA休憩。談合坂SAを越え大月JCTを過ぎると富士山が時々見える。その姿は、3日前の初冠雪で8合目以上が真っ白で美しい。谷村PAで休憩後富士のビューポイントの一つ天下茶屋に8:00到着、富士山が雲一つなくクッキリ見える。カメラマンが5~6人シャターチャンスを窺がっているのか、三脚にカメラをセットして待っている。私もデジカメで富士山を撮ろうとしたが良く映らない。「カメラが安いのかも?」少しがっかり。
 登山支度を済ませYさんの指導によりストレッチで体をほぐし8:20出発する。登山口を少し歩くと「富士には月見草がよく似合う」と書かれた太宰治の大きな石碑があった。稜線までは25分ほど、ジグザグの登りが続く、左が谷で切れている。足を踏み外さない様注意して歩く。少し汗ばんできた。8:40稜線に到着、右は清八山経由三ツ峠へ、私たちは左へ御坂山を登り黒岳へ。小休止後稜線伝いに歩く、木々の間から時々富士の雄飛と紅葉を見ることができた。「今日は一番の紅葉日和かも、1000m~1500mが見どころかも」。途中2回休み9:40御坂山頂(1596m)にて小休止、雲一つなく快晴である。ブナ林に射す光が紅葉を美しく映し出していた。樹間から時折顔を出す富士山を見ながら歩く。鉄塔辺りはビューポイントである電線が少し邪魔するが、新雪で化粧した富士山、眼下に河口湖、先ほど通った河口湖大橋がよくみえる。暫らく下ると10:15御坂峠到着。
 昔栄えたことを思わせる御坂茶屋の廃屋と、少し先に御坂天神の祠がある。トイレは壊れている。道標の傍に赤紫の丸いマユミの花が咲いていた。大休止後黒岳を目指し登山開始、山頂まで標高差300m約1時間きついアルバイト、途中1646mのピーク10:55、山頂手前11:30と2回休憩をとり山頂より200m先の展望台に11:45到着、30分の休憩で食事と眺望を楽しんだ。富士山の中腹に雲がかかったが山頂はよく見える。絵になると思いカメラを構える。「逆光で撮れない」残念である。
 黒岳山頂で記念写真を撮り12:20釈迦岳方面へ下る。道はハッキリしていて歩き易い。しかし、思っていたより急で足にくる12:50休憩。釈迦岳からきたと云う登山者に道を聞く、分岐はすぐそこだと聞きホッとする。上芦川への道標を左折し谷筋を下る13:10林道に出て休憩。急な下りの連続で足に負担がかかり足並みが乱れた。10分程休んで全員揃ったのでスズラン群生地へ林道を下る13:40到着。トイレ200mと書いてあったがだいぶ遠かった。身支度を済ませ上九の湯へ13:55出発、芦川の集落近くにはスズランの花形の街路灯があり目を楽しましてくれた。途中芦川農産物直売場へ立ち寄る。14:40上九の湯に到着入浴で汗を流す。お湯は41℃ほどでややぬるめゆっくり浸かる。その後ビールとつまみで談笑し疲れを癒す。1時間がアッという間にすぎ出発時間となってしまった。
 帰路は高速道で帰るか、一般道雁坂トンネル経由で帰るか意見が割れた。途中甲府南IC近くの農産物直売場「風土記の丘」で買い物と情報を仕入れ決めることになった。結果は大月から八王子まで事故で渋滞と分かり雁坂経由で帰ることに決定。国道140号を北へ途中西関東道を利用する。雁坂トンネル、大滝道の駅を越え2時間以上の運転となり、道の駅「秩父」で休憩。三洋電機正門駐車場へ20:10到着。3時間45分と早く着いた。事故なく無事に帰ることができたことに感謝し解散した。

集合写真と「富士山」は、「クリック」で拡大します。

御坂峠の天下茶屋 いつものストレッチ①
つものストレッチ② 天下茶屋からの絶景・初冠雪の富士
(山麓の河口湖街や大橋の絶景)
天下茶屋からの紅葉越しの富士 道端に赤紫のマユミ」の花
御坂峠にて記念撮影 展望台への道標
黒岳展望台からの富士山眺望 黒岳山頂での記念撮影
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90回H26.10.19.(日) ハイライト御坂黒岳・・山梨百名山