12月11日(日)快晴 冷え切った真っ暗な午前5時、総員25名三洋正門前をマイクロバスで出発。国道407~関越道東松山IC~中央道~富士五湖道路谷村PAでトイレ休憩~須走IC~越前岳・登山口8時過ぎ着。林道が狭くバスが無理のため登山口駐車場まで15分の歩行。雪はないが樹林帯は湿った薄暗い道路。駐車場で準備体操ののち8時40分山神神社から歩行開始。少し歩くと樹林帯は落葉樹に変わり明るく陽光が眩しい。40分で愛鷹山荘、銀名水は涸れて全く水なし。少し登ると富士見峠。落葉樹の間に間に雄大な富士山が姿を現す。踏み固められた雪道、両側には10cm程度の霜柱が続く。一日中雲一つない晴天は長い登山経験でも珍しい。ここから1時間ほど登ると障害物のない富士山全景が見える「富士見台」へ11時20分着。30分の昼食休憩と記念写真を撮って11時50分山頂に向かう。登山口からの標高差800m、標高1507m越前岳山頂は登山者でかなりの混雑ぶり。山頂からは富士山の雄姿と左に南アルプス北岳・甲斐駒・東側には丹沢山塊、箱根山地、南側には天城連山が見え、その手前に駿河湾が見える絶景。12時30分下山開始、踏み固められ雪の凍りついた急坂を、木の根を避けながら慎重に下る。下り樹林帯は落葉した小枝を通して富士山の連続パノラマである。樹林がなくなりテーブルやベンチの設置された場所に出ると、全面に富士のすそ野まで一望できる。反射板・中継塔を通過して擬木製の十里木展望台に出ると眼前には富士山の全景が、眼下には十里木ゴルフ場や富士サファリーパークが手に取るように。14時30分、バスの待つ十里木高原登山口に全員無事下山。富士五胡道路須走IC~山中湖IC~紅富士の湯で露天風呂から富士の全景を眺めながらのんびり入浴、16時40分帰路に就く。 |