6月11日(土)雨 午前5時総員25名三洋正門を出発。国道407〜関越道本庄児玉IC〜上信道松井田妙義IC〜JR横川駅トイレ休憩(ここで予定変更判断=雨は小降りになったが、雨具着用を考慮し、登りコースを下りコースに変更)〜中山道坂本宿〜180以上のカーブのある碓氷峠旧道で両側に並んだ猿の出迎えを受けながら軽井沢駅へ。雨はほとんど降っていないが駅構内で雨具着用・完全武装〜バスで下山口の碓氷峠・熊野神社へ。ここは分水嶺(長野側は千曲川水系日本海・群馬側は碓氷川〜利根川水系〜太平洋)、神社は長野・群馬の県境にあり、階段を上がると右側に群馬の社・左側に長野の社が鎮座し、正面の社には群馬・長野の賽銭箱が二つ並んでいる珍しい神社である。あたり一面雨に洗われた新緑が眩しいほどに。8時半歩行開始、ほとんどがブナやナラ・楓などの落葉樹で萌える新緑と名残の山つつじ・ムラサキつつじを楽しみながら快適な下り散歩が続く。天候は回復し時々木漏れ日が差し込む。モミジバいちご・マムシ草・エンレイ草など花類・点在する中山道の道しるべなど多く、結構楽しめるコースだが難点は「ヤマヒル」。事前に聞いていたので虫よけスプレーを持参したが、予想よりかなり多くて休憩していると靴やスパッツに這い上がってくる。山ヒルは山遊会70回の山行で初めての体験、最終的には2名が腕とふくらはぎに吸血の洗礼を受ける苦い体験となる。11時半バスの待つ坂本宿へ全員無事下山。 |