65回H22.8.22,23ハイライト 一切経山・東吾妻山 報告


  8月22日(日)快晴 洋友会会長以下総員23名、「バスターミナルおおた」午前5時出発。国道50号〜東北道佐野IC〜那須高原SAトイレ休憩〜二本松IC〜磐梯吾妻スカイライン浄土平駐車場8時40分着。周辺一帯はススキの穂が風になびき秋真っ盛りの様相、火山特有の亜硫酸ガスの匂いが漂う。風に当たるとTシャツでは肌寒い。日本一暑い館林・連日の猛暑日が嘘のよう。快晴で見晴らしはよく、吾妻小富士や一切経山中腹からの噴煙が、轟音とともに天を衝く様子が手に取るよう。服装を整え記念撮影、9時5分歩行開始。噴煙の左側を巻くように山頂を目指す。足元にはウメバソウ・アキノキリンソウ・ヤマハハコの群生、花はまだ多い。中腹の平坦地に出るとクマザサやクロマメノキの間から最盛期のリンドウがニョキニョキ頭を伸ばし、縫うように木道が走る、クロマメはブルーベリーのように熟し、口に入れて秋の味覚を味わいながら、避難小屋で小休止・トイレ休憩。
 ガレ場を一気に登って10時45分山頂(1949m)に到着。汗をかいていたので風あたりの良い五色沼の見える北面に陣取り早めの昼食、直ぐに寒さを感じて上着を羽織るやら、風下に避難するやら。11時15分下山開始。避難小屋から酸ケ平で右折し、鎌沼方面へ進み蓬莱山・鎌沼を右に巻いて姥ケ原・東吾妻山分岐へ。ここから左に下山する予定であったが、好天と時間・体力の余力から判断し、東吾妻山を目指ことになって、5人下山、18人は吾妻山へ向かう。這い松とクマザサの上にリンドウが顔を出し、岩や涸れ池の配置がアルプス「雲の平日本庭園」を連想させる光景があちこちにあって素晴らしい眺め。山頂(1975m)から360度の展望と一切経山遠望を堪能して往復およそ2時間、15時前全員無事下山。吾妻小富士へ登る者、お土産を漁る者など、15時30分発、本日の宿「雲上湯めぐりの宿・野地温泉ホテル」へ。

東北の代表的美湯の一つ・乳白色の高原のいで湯で疲れをいやし、ホテル特選大吟醸とカラオケで大宴会。露天風呂で高原の抜けるような星空を眺めて早めの就寝。

23日(快晴)8時半ホテル発。猪苗代IC〜会津若松IC〜南会津町〜駒止(こまど)湿原11時半過ぎ着。殆ど歩かず尾瀬の風景が楽しめる駒止湿原も、この時期は水芭蕉やアヤメ・ワタスゲ・レンゲつつじの残骸・葦の生い茂りなど少々無残。付近は熊出没注意の看板が至る所にあって不気味。アザミ・ヤマアジサイ・ヤナギラン・ヨツバシオガマがそこここにあったが、多くはカレオバナ。それでも始まったばかりの草紅葉・ブナの樹林帯・真っ青な空に湿原の白樺など尾瀬を思わせる風景が至る所に。13時半湿原を後にし〜南会津町〜山王峠〜湯西川温泉道の駅でトイレ休憩〜鬼怒川温泉〜日光おかき本舗で試食とショッピング〜日光足尾経由で18時40分バスターミナルおおた着で幕。


集合写真は「クリック」で拡大します

元気な噴煙をバックに元気な会員 轟音をとどろかせる噴煙
一切経山頂を目指して元気に出発 青空と噴煙をバックに
ヤマハハコは最盛期 秋の象徴・アキノキリンソウ
酸ヶ平は爽やか・すっかり秋 お山のブルーベリー・クロマメノキ
山頂したから鎌沼遠望 天然の鮮やかなリンドウ
山頂は真近・でもお年寄りは休憩が必要 五色沼の見事な眺望
一切経山山頂にて 一切経から眺める吾妻小富士
東吾妻山を眺めながら下山 酸ヶ平ののどかな散策
鎌沼を眺めながら秋を満喫 リンドウの群生はあちこちに
日本庭園の木道を行く 姥ヶ原分岐
姥ヶ原・東吾妻山登山口 ゴゼンタチバナは真っ赤な結実
シラタマノキ 駐車場から吾妻小富士を望む
吾妻小富士は観光客がいっぱい 野地温泉の大宴会
歓迎山遊会 宿舎の野地温泉ホテル
駒止湿原の注意看板 駒止湿原のアザミ
ウサギギク ヤマアジサイ
ヨツバヒヨドリ ヤナギラン
ススキ・この日は館林日本一の猛暑日 湿原の秋景色
ススキと秋空 駒止湿原でハイポーズ
オオカメノキも熟して 吾妻小富士を覗き込む
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