5月30日(土)曇り:午前5時総員24名、マイクロバスで三洋駐車場を出発。国道50号〜東北道佐野IC〜上河内SAでトイレ休憩〜那須IC〜那須高原有料道路経由で那須ロープウエイ山麓駅7時半着。
ガスが濃いため安全を見て合羽を着用し完全武装、登山届・ストレッチなど準備万端整へ8時半始発で山頂駅へ。駅周辺は小雨、8時40分歩行開始。視界は30m程度で景色は見えない。茶臼岳左側を巻いておよそ30分で「牛ケ首」、火山礫は雨が降っても足元はしっかりしていて問題ない。更に20分で「日の出平」で小休止、雨は止んで視界も開けてきた。このあたりからミネザクラ(別名タカネザクラ)の群生地。花は盛りを過ぎたが、満開の桜も多くあって良い感じ。足元にはマムシグサ・ツバメオモト・エンレイソウ、手元にはサラサドウダン・ヤシャブシ・ムラサキヤシオ・オオカメノキ(ムシカリ)など花はかなり豊富に咲いている。クマザサと桜林の中をしばらく進むと間もなく南月山山頂1776m、10時着。
記念写真と少し早めの昼食をとり10時半「日の出平」まで引き返し、花を観賞しなが周辺散策。分岐を左折し、噴煙と硫化水素特有の臭いの中を茶臼岳裏側を巻いて「峰の茶屋跡避難小屋」へ向かう。途中茶臼岳のガス噴出音が大きな爆音、そして所々に蒸気の噴出音と噴出口に硫黄の固まり、雨水がお湯になって流れている。この辺りは風が強くかなり視界も開け、遠く三斗小屋温泉方面に残雪も見える。
避難小屋で小休止、12時下山開始、下山道には満開のムラサキヤシオの鮮やかなピンクが多く咲き誇り、疲れを忘れさせてくれる。ぬれた滑りやすい大きな玉石の登山道を一歩一歩慎重に下る。およそ40分でバスの待つ「県営駐車場」に全員無事下山。
標高1200m「休暇村 那須」で汗を流して乾杯、14時半岐路に就く。新設の「柏屋・薄皮饅頭」でコーヒー試飲・饅頭試食とショッピングを楽しみ、往路経由17時30分大泉着で幕。
集合写真は「クリック」で拡大します
|